できそこない博物館

星新一のできそこない博物館を読んだ。

できそこない博物館 (新潮文庫)

できそこない博物館 (新潮文庫)

ショートショートのボツになったアイデア集で、なぜボツになったのかを具体例を交えて説明してある。ロボットがアート作品を作るあたりは実際にそうなりつつあって、著者もそのぎりぎりを書くのを楽しんでいるようだ。これだけたくさんメモを残してひとつずつ思い入れがあるのはすごいと感心した一冊でした。