MacからAirPodsに接続して指定のマイクを入力にする

普段は携帯にAirPodsを繋いでPodcastを聞いたりしているのですが、ミーティングをする時にMacAirPodsを繋ぎます。繋ぐために、ツールバーBluetoothを選んで〜と手順が多いのも気になっていたんですが、外付けマイクを使いたいのに、AirPodsを繋ぐと自動で入力がAirPodsになってしまい、マイクを指定し直すのが毎回面倒でした。

そこで今回アプリケーションランチャーのAlfredを使うことで、キーボードショートカットでAirPodsに接続、接続後に指定のマイクが入力に設定されるようにできたので、その方法を残しておきます。

1. Alfred Powerpackを購入してインストールする

Alfredのworkflows機能を使うので、Alfred Powerpackを購入し、インストール後にライセンスを入力します。

www.alfredapp.com

2. AirPods Connector workflowをインストールする

下記のサイトを参考にして、AirPods Connectorのworkflowをインストールします。 この設定ができるとキーボードショートカットでAirPodsに接続/切断することができます。

qiita.com

3. AirPods接続後に指定のマイクを入力に設定する

2 でインストールしたAirPods Connectorのworkflowの最後に Run NSAppleScript を追加します。

f:id:t-kashima:20210415234907p:plain:w320

そして、スクリプトの内容は下記になります。 好きなマイクの名前 のところは、Macサウンド設定の入力に表示されている指定したいマイクの名前に変更します。

on alfred_script(q)
deplay 0.3
tell application "System Preferences" to activate
tell application "System Preferences"
    reveal anchor "input" of pane id "com.apple.preference.sound"
end tell
tell application "System Events" to tell process "System Preferences"
    delay 0.3
    try
        select (row 1 of table 1 of scroll area 1 of tab group 1 of window "サウンド" whose value of text field 1 is "好きなマイクの名前")
    on error errMsg
        return errMsg
    end try
end tell
quit application "System Preferences"
end alfred_script

これでキーボードショットカットを押すだけで、AirPodsに接続して入力に指定のマイクが設定されます!